商用利用可のフリー素材サイトとは?基礎知識とブログ運営へのメリット
フリー素材サイトとは「定められた規約の範囲内で無料利用できる写真・画像・イラスト・動画素材」のことで、個人・法人問わず制作コストを抑えてコンテンツを充実させることができます。
ただし、無料素材だからといって利用規約を無視して使用すると著作権侵害などのトラブルになるおそれがあります。
特にブログやウェブサイトで商用目的の利用(企業サイトや広告、アフィリエイト等)をする場合は、「商用利用可能」と明記されたサイトを利用しましょう。
なお「商用利用」とは、利用者が直接・間接に利益につながる営利目的で素材を使うことを指します。
ブログ運営者にとって、フリー素材を賢く活用することは制作コストの節約につながるだけでなく、記事の魅力をアップし、画像SEOによる集客効果も期待できます。
おしごとピクチャーズ(free-images.jp)の写真素材例。高品質な日本のビジネス・日常シーン写真が豊富で、すべて無料かつ商用利用可能です。

ブロガーにとってのフリー素材利用の意義
ブログ記事では画像を挿入することで読者の目を引き付け、内容を分かりやすく伝える効果があります。フリー素材を使えば、プロ品質の写真やイラストがコスト負担なく手に入るため、サイト運営者は効率的にビジュアルコンテンツを強化できます。特に広告や商品紹介を含むブログでは、商用利用が可能な素材を使うことで安全に記事を制作できます。
フリー素材のジャンル別サイト紹介
無料写真・画像素材サイト
- おしごとピクチャーズ(free-images.jp)
完全無料・商用利用OK・登録不要の日本語写真素材サイトです。
日本のビジネスシーンや日常生活に特化した高品質画像を厳選しており、オフィス、打ち合わせ、子育て、季節行事など幅広いシチュエーションが揃っています。
すべての画像でクレジット表記不要、ダウンロードもシンプルなので、ブログや資料作成にすぐに活用できます。 - Unsplash
海外発の高解像度写真サイトで、すべて無料(商用利用可)です。
風景や人物、ストックフォト風の写真が豊富ですが、サイトは英語表記のため検索に工夫が必要です。 - Pexels
商用利用OKの無料写真・動画素材サイトで、1万点以上の写真と動画を提供しています。
著作権表示不要で、会員登録せずにダウンロードできます。特にブログのヘッダーやアイキャッチに使える高品質な写真が多くそろっています。 - Pixabay
日本語検索に対応した総合素材サイトで、100万点以上の写真・イラスト・ベクター素材を無料提供しています。
商用利用も可能でクレジット不要ですが、一部有料素材への誘導広告があるため、利用前にライセンスを確認しましょう。 - ぱくたそ
日本人モデルの写真が充実したサイトで、すべて無料・商用利用OK、クレジット不要です。ただし、モデル写真には掲載時にモデルリリースの有無が注意書きされており、利用時には掲載タグを確認する必要があります。 - 写真AC
豊富な写真素材数(約1,080万点以上)を誇る国内最大級のサイトです。無料で使えますが、ダウンロードには会員登録(無料)が必要です。商用利用は可能ですが、Tシャツなど画像そのものを主要コンテンツとする商品化には別途ライセンスが必要になります。 - GIRLY DROP
女性向けのかわいいフリー写真サイトで、すべて無料・商用利用OK、クレジット不要です。ナチュラルで明るい写真が多く、女性ターゲットのブログやSNSに適しています。ただし、主要コンテンツとする商品化利用は制限があります。 - O-DAN
複数のフリー素材サイトを横断検索できるポータルサービスです。日本語検索対応で、UnsplashやPixabayなど複数サイトの画像をまとめて探せるため、欲しい画像が効率よく見つかります。
その他、ビジネス向けシーンで使える画像サイトとしては Burst(Shopify運営)、Kaboompics(デザイン系写真)、Foodiesfeed(料理写真)などがあります。これらもいずれも商用可・無料でクレジット不要です。
無料イラスト素材サイト
- いらすとや
日本語で検索できる国産のクリエイター系イラスト集です。キャラクターや風景、トレンドネタまで幅広いジャンルが揃い、商用利用・加工OKですが、オリジナリティという点では万人におなじみの画風です。 - イラストAC
写真ACと同系列のイラストサイトで、無料会員登録で商用利用可能なイラストがダウンロードできます。著作権表記不要ですが、年賀状や絵本など画像が主要商品となる用途には商品化ライセンスが別途必要です。 - Freepik
世界的に有名な素材サイトで、ベクターイラストが豊富です。無料版は商用利用OKですがクレジット表記が必要です。高品質な素材が多い反面、商用に使う際は必ず著作者のクレジットを記載してください。 - undraw
MITライセンスのオープンソースイラスト素材です。すべて商用利用・加工可能でクレジット不要。SVG形式でカラーをカスタマイズでき、テクノロジー系ブログでよく使われます。利用に当たっては英語検索が必要です。 - ビジネス素材
会議や営業、企画書向けのビジネスイラストが揃い、PNG・AI形式で提供されます。無料で商用利用可能ですが、YouTubeなど動画で使う場合はサイトへのリンク掲載が必要などの注意があります。
その他、Socost(商用可で色変更可能なシンプルイラスト) や Linustock(ビジネス向け吹き出しイラスト) など、商用無料イラストサイトも多数あります(サイトによってクレジット表記や商用利用範囲が異なるので要確認)。
無料アイコン素材サイト
- ICOOON MONO
日本発のモノトーンアイコン素材集で、商用利用・加工ともにOK、クレジット不要です。6,000点以上のアイコンが揃い、サイト上で色も自由に変更できます。 - iconmonstr
海外サイトですが商用利用可能でクレジット不要なフリーアイコンを配布しています。シンプルなデザインが豊富で、PNG/SVG形式でダウンロードできます。英語検索のみですが素材数が多いのが特徴です。 - Material Icons(Google)
Google公式の無料アイコンセットで商用利用OK、加工自由です。PNG/SVG/Webフォントで利用可能で、マテリアルデザインのガイドラインに沿ったバリエーション(アウトライン、ツートンなど)が用意されています。 - その他
icon-rainbow、IFN(無料アイコン素材) なども日本語で使える商用可アイコンサイトとして知られています。これらはいずれも無料でダウンロードでき、クレジット表示や登録不要で利用できます。
無料動画素材サイト
- Pexels Videos
Pexelsの動画版で、高解像度の動画クリップを無料・商用利用可で提供しています。すべてクレジット不要で、ブログやSNS投稿の背景動画などに使えます。 - Pixabay Videos
写真素材で有名なPixabayにも動画素材があり、同じく数万点の動画クリップが無料配布されています。すべてCC0または独自ライセンスのため商用利用OK、帰属表記は不要です。 - 動画AC
動画素材版のACワークスサイトで、商用利用可の動画テンプレートが揃います。会員登録無料で利用可能ですが、テロップや音楽トラックには利用制限があります。 - Mixkit, Coverr, Videvo など
海外サイトながら商用フリーの高品質動画を提供しています。Mixkitは広告プロモーション向け、Coverrはウェブ背景向け、VidevoはVlog向け素材が豊富です。各サイトとも基本的にクレジット不要ですが、使用前にライセンス条件を確認しましょう。
ビジネス向けフリー素材サイト
ビジネス用途で使うなら、おしごとピクチャーズ(free-images.jp) や 写真AC の「ビジネス・オフィス」カテゴリ、Unsplashの“Business”タグ、PIXTA無料コレクションなどがおすすめです。これらのサイトはオフィス風景、会議、プレゼン資料用の画像が充実しており、ブログやオウンドメディアの記事、企業資料やマーケティング資料にも活用しやすい素材が多く見つかります。例えばfree-images.jpではビジネスシーンの写真に特化しており、商用利用OKでクレジット不要な日本語対応サイトとして高評価です。
おしごとピクチャーズ(free-images.jp)の特長
おしごとピクチャーズ(free-images.jp)は「必要な画像をすぐに、簡単に、安心して使える」をモットーとした日本発の写真素材サイトです。完全無料・商用利用可・登録不要という使いやすさが最大の強みで、クレジット表記も不要です。ほかの無料サイトと比較して日本人モデルや日本文化に根ざした自然な写真素材が中心で、ビジネス資料やブログ記事に合った画像が探しやすい点で差別化されています。素材は定期的に追加更新され、画質も約1920×1280以上の高解像度なので、Webから印刷用途まで幅広く活用できます。
これらの特長により、おしごとピクチャーズは「完全無料かつ商用利用OK・日本語対応」のフリー素材サイトを探しているブログ運営者に最適です。すでに紹介した他の素材サイトと併用しながら、特にビジネスや日常シーンの撮影に強い本サイトの写真を活用すれば、記事作成の効率化とクオリティアップが期待できます。ぜひ安全・安心なフリー素材選びに、本サイトを活用してみてください。
【参考】 無料素材サイトを利用する際は各サイトの利用規約を必ず確認し、掲載条件を守ってご利用ください。各サイトの特徴やライセンス表記に注意しつつ、この記事でご紹介した幅広いサイトを使い分けることで、ブログの記事作りに最適な画像・素材が見つかります。